今日は2024年11月21日で、時間はネパールで01時05分33pm秒です。

2024年11月21日(ネパール暦2081年8月マンシール月6日)木曜日

今日は木曜日。

週2回、月曜と木曜日はごみを集めに来てくれる日です。

トラックでやって来て、カトマンズではやってきたという知らせの笛を吹いて知らせます。

これまでの所でのゴミ集めは、笛の音が聞こえてから準備をしても間に合ったのですが、

今の所では、笛の音とトラックがほぼ一緒にやってきます。

聞こえてからの準備では慌てるので、今はごみの量を見て、前の日から準備しています。

そして、この場所のゴミ集め、一日の仕事始めにやってくるのですが、

それがなんと、朝6時半!

日によってはまだ寝ている時間でもあるのですが、

収集日の月曜と木曜は、とりあえず起きなくてはなりません。

ゲートの外に出しておけば、間違いなく持って行ってくれます。

まだ何も乗っていないトラックの荷台にごみの袋を放り投げて、トラックは行きます。

あっという間のことです。

早い時間から仕事をしていることは知っていましたが、

それが自分が住んでいる地区となると・・・大変です。

6時半の笛の音・・・

半分寝ぼけた状態でゴミ出しをします。

でも、持って行ってくれるゴミ収集業者がいてくれて、ほっとします。

ゴミ袋を置いた場所が空になっているのを確認して、

「ありがとう・・・」と、小さな声に出して言っています。

日本でゴミ出しをしていた時には、こんな言葉、口にしたことはありませんでしたが、

今は素直な気持ちで毎回のように言っています。

この仕事をしてくれる「人」を感じているのかもしれません。

2024年11月20日(ネパール暦2081年8月マンシール月5日)水曜日

私がこの「きょうのネパール」を書くとき、

日付ですが、日本で使っている西暦とネパールのビクラム歴とを並べて書いています。

新憲法が発布された時の日付は、ビクラム歴で発表されています。

でもそれだけでは私にはピンときませんので、

私にとってはビクラム歴より西暦で表すほうが無理がないので、

そちらを取っています。

この「きょうのネパール」は、日本の皆様が読んでくださることを前提としていますので、

日本で使う西暦にビクラム歴をプラスしているということです。

こうすることで、私自身がネパールの暦の動きを再確認しています。

ネパールの暦は、毎月名前がついていますが、

私、これを1月から順番に12月まで空でいうことがまだできません。

ですから、ネパールの人と話しても、

ネパールの暦で言われるとその月日をすぐとらえることができないのです。

・・・困ったことです。

ですから、ネパールの人と話しているとき、

「今年」がいつのことをさしているか、落ち着いて考える必要があります。

ネパールの人が言う「今年」は、

翌年の4月中旬まで、つまり、ネパールの年が改まる日までをさしているからです。

聞いている私は、その年の12月まで、を考えるので、

今年に対する考え方の違いを確かめる必要が出てくるのです。

今はだいぶ慣れたので、そのあたりの食い違いは少なくなりましたが、

生活の基本となるものの違いが、こんなところにも出てくるようです。

 

朝の部屋、陽が当たらないので、キーボードをたたく指先が冷たいです。

昨日探した私の日向ぼっこの場所、

これからそこで日向ぼっこをします。

たぶん、私を喜ばせてくれる場所になるはず・・・

2024年11月19日(ネパール暦2081年8月マンシール月4日)火曜日

山が幾分ぼやけてはいましたが、

何日かぶりのきれいな空で明けました。

朝はなかった白い雲のかたまりがいくつか浮く9時半の空です。

 

この部屋は一日陽が当たらないので、寒くなっている今は、ちょっと大変です。

この家の建っている位置、周りの家々などを考えると、ま、仕方ないのですが、

午前中はちょっと堪えます。

椅子を出して外で暖まろう、と思っても、

そうする場所が・・・ないのです。

午後、12時を回ると、日が当たり始めますが、

今は、太陽の高さが低くなっているため、部屋の中までは射しません。

私の洗濯物を干す場所は、この家の西側ですが、

3時ころまで陽が当たるので、ま、なんとか乾きますが、

私の大好きな日向ぼっこは、できません。

いえ、午後には陽は回ってきますが、

午前の太陽のようなエネルギーも元気さもないので、

もし、日向ぼっこをしてもパワーはもらえそうにありません。

午前の太陽と午後の太陽の違いを感じます。

カトマンズの冬は始まったばかり。

2月までの自然の暖かさをどうやって取ろうか・・・

私が初めて経験する厳しい冬になりそうです。

2024年11月17日(ネパール暦2081年8月マンシール月2日)日曜日

ネパールは、昨日から1年で11番目の月マンシール月が始まっています。
今年のマンシール月は、日本の11月16日から12月15日までの30日間です。
ダサイン、ティハールの2つの大きな祭りに続き、私の地域の5日間の秋祭りも終わりました。
人たちが楽しみにしていた日は終わり、これから冬に向かう日々になります。
夕方がさみしくなり、部屋が薄暗くなる時間が早まりました。
私はこうしてネパールの生活を紹介していますが、
私の頭の中にあるのは日本のカレンダーなので、
ネパールの月が替わっても季節の移りを考える時は、日本のカレンダーが頭にあります。
ですから、夕方が短くなった、もう、11月中旬だものね・・・という具合です。
今月は久しぶりに結婚式ができる月です。
あの賑やかな結婚式の楽隊の音楽、聞きたいです。

この時期といえば、
ヒマラヤ桜の花が見られる頃ですが、今居る近所では木がないので、見られません。
道を歩くときに注意して探すようにします。

今は乾季で、たぶん、雨は降らないのでは・・・。
朝夕と昼間の温度差があり、
昼間には半袖の人も見かけるカトマンズです。

2024年11月16日(ネパール暦2081年8月マンシール月1日)土曜日

(休日)

2024年11月15日(ネパール暦2081年7月カルティーク月30日)金曜日

「インドもネパールも、麦やトウモロコシなどの刈り株を燃やし始めるので、カトマンズ盆地の空気の質は悪くなるだろう」という新聞の見出し。

「インドからの汚れた空気に加えて、ネパールの土ほこりや砂ぼこりが更にパールの空気の質を悪くする」とも。

昨年の冬の空気がどうだったのかすっかり忘れていますが、

たぶん、この冬、こうした環境になるのは間違いないでしょう。

カトマンズは今、世界でも空気汚染が最もひどい市だったと思います。

そうした記事、目にしていますし、

インドでは田畑からの煙で何も見えない状態になる、とも聞いています。

これからその空気の中で暮らすことになるわけか・・・

外出時のマスク、欠かせない。

用心して暮らします。

 

朝は見えなかった山が、今はぼんやりと姿を現しつつあります。

昼間はそれなりに暑くなりそうな週末です。

 

 

2024年10月31日(ネパール暦2081年7月カルティーク月15日)木曜日

ティハール2日目。

今日は、ラクシュミ・プジャとククル・ティハールが行われます。

まず、朝一番でククル・ティハール。

犬のティハールです。

犬にマリーゴールドの首飾りをかけ、

鼻筋に長いティカをつけ、ご飯を与えます。

私は、友達犬ミスティと何年もこうして祝っていました。

・・・でも、去年が最後になりました。

ティカをしたミスティに、家主が尊敬の挨拶をしてくれました・・・

ミスティと私は、幸せでした。

・・・今年は、私の喜びはありません。

今年の元旦、ミスティがその生涯を終わったからです。

ククル・ティハールに、何の準備も、何の喜びもないティハールは、初めてです。

ミスティがいたから、私の喜びがあったのだ、と今更のように思います。

やはり・・・さみしいです。

 

今日のククル・ティハールでは、

飼い主のいない道で暮らす犬たちも、首飾りとティカをしてもらいます。

そうした犬たちを見て、ミスティを偲ぶことにします。

 

夕方、行われるのがラクシュミ・プジャ。

女神ラクシュミを家に迎え、富と繁栄を祈ります。

家の窓や戸口を花輪や電飾、灯明で飾り、女神を呼び入れます。

ティハールは、光の祭りと言われる華やかな祭りです。

2024年1月3日(ネパール暦2080年9月プス月18日)水曜日

ボウダナートへ行きました。

私の元日の恒例になっているのですが、

今年は、友達犬ミスティの調子が良くなかったので、延ばしました。

元日の夕方、ミスティの生涯が終わり、

昨日、埋葬を済ませたので、ボウダナートへ行ったわけです。

5色の旗タルチョに、「Misty ありがとう!安らかに眠れ・・・」

と書いて、塔に掲げてもらいました。

同時にいくつかのタルチョを掲げたので、

あれが私のタルチョではないか、と思いながら、

陽を浴びながら見守りました。

風に揺れるタルチョはきれいです。

あの揺らめきに乗って、平穏に眠ってくれるでしょう。

ミスティ、安らかに・・・

2024年1月2日(ネパール暦2080年9月プス月17日)火曜日

2024年の元旦の昨日、私にとっては大きな出来事がありました。

私の友達犬ミスティが12年の命を終えました。

ミスティはラブラドルのメス。

私のところへ来たのは、生まれて8か月の時。

その後、私の友達犬として、一緒に過ごしてきました。

性格も、見た目もいい犬でした。

年を取り、弱っていくのは仕方ないとはいえ、

ここ何日かは、見ていてもつらそう・・・と映りました。

顔をまっすぐ私に向けて、私を見ていた何日か前のミスティ。

私も見つめ返して、ミスティの気持ちをまっすぐに受け取りました。

大晦日の日は、頭は前足に挟んだままで、持ち上げることはなかったのですが、

昨日は、頭を上げて少し離れた場所にいた私を何回も見ていたミスティ。

何かわかるものがミスティにあったのかもしれません。

私にとって、忘れられない場面になるようです。

 

今日、埋葬しました。

明日はボウダナートへ行って、ミスティの平安を祈ります。

2024年の元日、私には忘れることのない一日になりましたが、

ここまでミスティとともに過ごした部屋で、

私は、いつもそばにいたミスティを忘れることなく、これからも暮らしていきます。

 

ミスティ、ありがとう。

安らかに眠って・・・。

2024年1月1日(ネパール暦2080年9月プス月16日)月曜日

年月日の日付をすべて書き換えるのは、

年が替わった最初の日しかないんだな、と思いながら、書き換えました。

そして、本文。

 

新年おめでとうございます。

日本のテレビが「ゆく年くる年」の放送を始めたとき、

ネパールは、夜の8時半でした。

3時間15分の時差です。

ネパールが新年になった時刻には、私は眠っていました。

今朝も、家作りの人々の声や車の音に起こされました。

10時前の今は、暖かな、いい朝です。

今日の空のような、暖かくて穏やかな日々の年であってほしいものです。

2024年元旦ですが、ミスティの様子を見ながらなので、

長時間の外出はしませんが、

気持ちを改めにちょっとだけ近くを回ってこようと思っています。

いい一日でありますように。

そして、この一年がよい年でありますように。

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